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アカデミー

2023/10/02

スポーツの秋はもうすぐ?

9月30日(土)に桜美林大学又賜体育館(東京都町田市)にてボール遊び教室を実施しました。
もう9月も終わりになりますが、なかなか残暑厳しい日が続いていますね。
近所の小学校では運動会の練習が行われており、「スポーツの秋」まではもう少しという感じです。
今月のJunk Academyは、2023年9月30日(土)に開催いたします。

今回のメニューは以下のように実施いたしました。
運動会シーズンの関係で、参加者は1名でしたので、その子に特化した内容で行いました。

メニュー 内容 めあて
準備体操
跳び箱で雑巾がけ ウレタン製の跳び箱を押す 自分の体を支えながら押す
ケンケン 色んなパターンでのケンケン 走運動中の股関節のつぶれをなくす
ゴロ捕り バウンドボールのキャッチ バウンドのリズムを感じながらの捕球
キャッチボール 遠くに正確に投げる
ラケットバッティング 大好きなバッティングを思う存分 とにかくフルスイング

【跳び箱で雑巾がけ】
ウレタン製の跳び箱を雑巾がけのように押す運動を行いました。
慣れてくれば段数を増やし重さをどんどん増やしていきました。
前回のマット雑巾がけよりも押す姿勢は高くなるので、ラグビーのスクラムやモールのときの姿勢に近くなります。
そうすることでより水平方向へ押す力の成分が大きくなるため、スポーツの走運動やタックルなどの動きにつながっていきます。
また、ウレタン製なので最大3段を重ねてもそこまで重過ぎることはありませんが、それなりの大きさになるので、「自分の力で大きなものを動かしている」という達成感・充実感にもつながっているかと思います。 ラグビー日本代表になりきって、どんどん跳び箱を押してました!!

【色んなパターンのケンケン】
今回ご参加いただいたお子さんは、以前に片足でのドリルを実施した際、機能面で左右差がそれなり大きかったのと、自分の体重を片足で支える動きが若干苦手な面があったため取り入れました。
ケンケンをする際には支持脚の膝を意識しがちですが、どちらかというと股関節がつぶれないように意識することが走る動きにつながりやすくなります。
股関節がつぶれてしまうと2歩目、3本目と徐々に跳躍幅が狭くなったり、体重を崩しやすくなる傾向がでてきます。
今回はいくつかのバリエーションでケンケンを行い、股関節がつぶれず体重を受け止めるメニューに取り組みました。
ケンケンが苦手な小学生は結構多く、2~3歩なら勢いでできてしまう子も、10歩くらい連続で行うと体を支えきれなくなることがあります。運動中は自分の体重よりも大きな負担が片足にかかりますので、それをしっかりと支えられるようになると様々なスポーツで応用が利くようにもなります。

【ゴロ捕り】
ボールスポーツを教えていく中で個人的に意外と難しいのがバウンドの感覚をつかませることだと思っています。
もちろん、たくさん経験していけば、「あの硬さのボールがこの高さから落ちたら、これくらい弾むだろう」という予測は立つようになりますが、習得する早さには個人差があるように感じています。
この感覚を効率よく養うメニューについては、我々も試行錯誤しながら考えていきたいところです…。

【ラケットバッティング】
最後はみんな大好きラケットバッティングを思う存分行いました。
今日もしっかりとフルスイングできており、スイングの形もどんどんよくなってきています。
ラケット・バットスポーツを取り組む際の最初の課題は「空振りの恐怖心」です。
その恐怖心を取り除くためにも、打球の方向は気にせず、フルスイングしてボールを打つという感覚を養うことが大事だと考えています。

10月のアカデミーのスケジュールについては、後日X(旧Twitter)やwebサイトで掲載いたしますので、ご確認ください。