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2023/11/22

ボール遊び教室活動レポート#9 スラックラインを導入しました!

サムネイル - ボール遊び教室活動レポート#9 スラックラインを導入しました!

11月19日(日)に桜美林大学又賜体育館(東京都町田市)にてボール遊び教室を実施しました。もう11月も折り返しとなり肌寒くなってきました。教室の会場となっている桜美林体育館は今年から冷暖房が設置されましたので、これからの寒い時期でも快適に室内運動ができるようになりました! 今回の教室でも、終盤はみんな汗をかきながら一生懸命走り回りました!

メニュー 内容 めあて
準備体操
サーキット
トレーニング
スラロームダッシュ 進行方向に対して重心を揺らして走る
ウレタン
跳び箱押し
力強く地面を蹴る
平均台渡り バランスを取りながら歩く
スラックライン
渡り
より不安定な場所でバランスを取りながら歩く
ボックス
ジャンプ
垂直方向に高くジャンプ
大好きなバッティングを思う存分 とにかくフルスイング
短距離走 15m走
(走っている様子を撮影)
短い距離の全力疾走
15m切り替えし走 全力疾走からの素早い切り返し
15m切り返し走
(障害物あり)
上記の発展
つま先歩き
(小走り)
つま先での接地の感覚を養う
つま先ジャンプ 同上
その場振り上げ脚の入れ替え 腕の振りと振り上げ脚の連動
15m走
(タイム測定)
短い距離の全力疾走
的倒し ボールを使って的を倒す 力強く狙った的にボールを投げる

【サーキットトレーニング】
これまで直線的に走るメニューが多かったですが、やはりボールゲームの中ではジグザグに走るケースが多々あります。
そのため、今回はその導入として、直線に並べたミニコーンを間をスラロームで走るメニューを取り入れました。
跳び箱押しでは、2段重ねた跳び箱を用意して、「少し重たすぎるかな?」と考えていましたが、ものすごいスピードで押し切っていきました!
私たちの想像以上に子どもたちはパワフルでした。次回は3段に挑戦してもよいかもしれません。
平均台渡りは、そのあとに設置したスラックラインのために予備課題として設定しました。これまでもサーキットトレーニングで平均台は何回も使ってきているので、子どもたちもスイスイ進んでいきました。
ボックスジャンプでは、これまではドロップジャンプをメインに取り組んでいましたが、今回は垂直跳びでボックス跳び乗るメニューとしました。初めてのメニューでも軽々跳び乗ることができました。
そして、今回の難関であるスラックラインでは、何度も落ちながらも少しずつ前に進めていたり、サーキットを何周かしていくうちに、一度に進める距離が伸びたりと、1日のうちでも成長を感じました。

今回からスラックラインを導入して、バランス運動のレパートリーが増えました!
事前にコーチたちで試しにやってみましたが、めちゃくちゃ難しかったです。この上でジャンプできる人もいるようですが、本当にすごいと思います。
次回からもちょくちょく登場することになるかと思います。

【短距離走】
今回の短距離走では、踵からの接地ではなく、前足部もしくは中足部で接地できるようにするためのメニューを取り入れました。
児童を対象とした研究でも、前足接地や中足接地は踵接地と比較して接地時間が短く、接地した際のブレーキがかかりづらいという結果があります(信岡 2020)。
そのため、まずは導入としてつま先立ち(踵が地面から離れていればOK)での小走りやジャンプなどを行って、つま先立ちを体感してもらいました。
今後は様々な走り方のアプローチをしていき、少しずつ改善されていけばよいのではないかと思います。

【的倒し】
さがまちカレッジでもやった「的倒し」をやりたいという要望があったため、ボール投げのメニューを的倒しに変更して行いました。
これまでと同様にウレタン製の跳び箱の各段を立てたものを的にしましたが、今回は最下段の4段目も的に入れました(他の段と比べて明らかに重い)。
前回と比べて、的に当たる回数やボールの勢いが増している印象を受けました。
1~3段目まではすぐに倒されてしまいました。
ただ、やはり4段目をなかなか倒すことができず、最後はコーチと一緒にボールを投げ、協力プレイですべての的を倒すことができました。

12月のアカデミーのスケジュールについては、後日X(旧Twitter)やwebサイトで掲載いたしますので、ご確認ください。

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